タイプや選び方を考える
プラセンタとは、簡単に言ってしまえば胎盤のこと。 胎盤は妊娠時に作られる子宮内の器官で、この中で赤ちゃんは育っていきます。 逆に言えば、胎児が成長するのに必要不可欠な存在ともいえるでしょう。 その為、人や豚・馬・牛・羊・歯科などの「哺乳類」と呼ばれる動物はどれも胎盤を持っているという訳です。 もちろんサプリの中には、これらの胎盤がそのまま凝縮されているという訳ではありません。 特別な方法を使い、栄養素をエキスとして抽出しているのです。 それがサプリメントとして形成されます。 もちろん、サプリメントは健康食品ですから、副作用が生じることはありません。 しかし、実は厚生労働省がプラセンタサプリの原材料として認めている種類と認められていない種類があります。 その理由は原料からの感染症の危険性が高いケースが高いから。 例えば、牛や羊、鹿由来はサプリにすることができません。 人由来は副作用などの危険性があり、医療用としてのみ使用が許可されています。 サプリメントとして使われているのは豚と馬だけです。
摂取方法
プラセンタを摂取する方法はいくつかあります。 代表的なのがサプリメントやドリンクで摂るというもの。 特にお薦めなのはサプリです。 さらに、その他には医療機関での注射による投与も存在します。 この場合はヒト由来のエキスが注射されることが多いですね。 即効性があるものの、副作用などの危険があるのがデメリットです。 自分の都合の良いものを選ぶのが一番ですが、コストパフォーマンスなどを考えた場合は、サプリメントからの摂取がもっとも効率が良いと言えるでしょう。
どれも同じなの?
現在では星の数ほどもプラセンタの関連商品が登場しています。 その為、どれを選べば良いのか悩んでしまう人は少なくありません。 しかし、しっかりと選ぶことができないと、どうしても粗悪品や管理体制が甘く危険なドリンクなどを選んでしまうことも...。 そんなことにならない為にも、環境や製造などのポイントを意識して、しっかりと選んでいくことが必要になります。 簡単に言えば、食材を選ぶときと同じ様な感覚です。 スーパーなどで野菜や肉を買うときは産地や無農薬かどうか、鮮度や加工方法などをチェックしますよね。 それと同じようにサプリ選びでも製造過程をしっかりと確認することが必要なのです。 もっともポピュラーな原材料である豚でも、どんな環境で育ったものなのか、感染症の心配はないのかなどのチェック項目があります。 それらの基準を満たしたものを原材料として使っている製品を購入するのが理想的です。 プラセンタの品質を左右し、結果的には十分な効果を実感できるかどうかも左右するポイントですから、しっかりと確認する様にしましょう。